サラマンカ旧市街




  古都サラマンカはマドリッドの北西約233qの所に在ります。この町はローマ人により造られ
  西ゴート族やイスラム教徒の支配を受けて、さまざまな文化や美術様式が入混じっています。

  サラマンカは「学生の町」として有名で、ボローニャ、パリに続いてヨーロッパで3番目、
  スペインで最古のサラマンカ大学が1250年に創設されました。それ以来この町は学問や文化の
  中心地として栄えて来ました。今でも多くの学生が住んでおり、日本人の留学生もおります。

  この町には「サラマンカ大学」の他に、12世紀に造られたロマネスク様式の「旧カテドラル」や
  16世紀に造られた「新カテドラル」、「ガーリョ塔」、「サン・エステバン修道院」等があります。
  その他に15世紀前後に造られた個人の邸宅や、スペインで一番美しいと言われております
  「マヨール広場」などが在り、古都サラマンカは1988年に世界遺産に登録されました。

  サラマンカへはマドリッドのチャマルティン駅から1日に5〜6本の列車が出ています。
  所要時間は約2時間半ほどです。長距離バスはマドリッドから1時間に1本の割りで出ており
  所要時間はやはり約2時間半ほどです。アビラからは約1時間で、1日に数本出ております。



 カテドラルの塔と屋根

 旧カテドラルは12世紀に造られた
 ロマネスク様式の大聖堂で、
 新カテドラルは1512年に着工され
 完成したのは何と200年後という
 長期間掛かった大聖堂です。

 新カテドラルはゴシック様式で
 正面玄関の「降誕の門」は美しく
 プラテレスコ様式の傑作だと
 言われております。

 大聖堂の南側に建つガーリョ塔は
 端正で素晴らしい建物です。





 マヨール広場のサン・マルティン教会

 「スペインで一番美しい」と言われている
 「マヨール広場」は王位継承戦争で協力した
 サラマンカ市に対してフェリペ5世が
 18世紀に建設して市に贈ったものです。

 カテドラルから「貝の家」のを通り越して、
 マヨール広場の入口へ向かう、
 メインストリートの突き当たりに在るのが
 この「サン・マルティン教会」です。

 このマヨール通りはとても賑やかな商店街に
 なっており、この町のメインストリートに
 成っています。クリスマスが近かったので
 町中の主な通りには何処もクリスマス用の
 電飾が用意されておりました。

 左側のビルの1階には小さな両替屋があり、
 観光都市としての顔を見せていました。





  旧市街の町並み

  ここは「マヨール通り」から横へ
  入った裏道ですが、旧市街は
  全体的にこの様な雰囲気の建物が
  続いております。

  建てられている家は全て石造りで
  同じ材質の石が用いられており、
  町全体が同じ色に成っています。

  道は全て石畳になっておりますが
  当時から舗装されております。
  旧市街の全体的な雰囲気は
  少し冷たいものが感じられます。




 「貝の家」の入口

 この面白い建物は15世紀後半に建てられた
 ゴシック様式の建物です。当時この建物に
 住んでいたのは、サンチャゴへの巡礼者を
 守るサンチャゴ騎士団の騎士でした。

 建物の外壁にはサンチャゴ(聖ペテロ)の
 象徴である帆立貝が約400個飾られており、
 そこから「貝の家」という名前が付けられ
 有名になりました。

 現在この建物は改装され、サラマンカ大学の
 図書館として一般の人にも公開されています。










  街中で見た要塞のような教会

  「貝の家」から「ウルスラス修道院」へ向かう
  道の途中に在ったのがこの小さな教会です。

  特異な形をしており、とても興味を持ち
  思わず一周してしまいました。それでここが
  教会だと解ったくらいの建物です。

  まるで要塞のような造りで窓が有りません。
  教会の形も方形ではなく多角形で、外壁の
  角には壁を支える張り出しがありました。

  この建物は旧市街にあった好きな建物の
  一つでしたが、旧市街にはこの様な多くの
  良い建物がたくさん有り、サラマンカの
  旧市街は正に世界遺産に値する町です。








 トルメス川のローマ橋

 多くのアーチ型の橋桁で出来ている
 お馴染みの構造を持つローマ橋です。

 この橋は改装され、現在でも実用的な
 橋の一つとして使用されています。
 石組みを見ていますと新しい石が
 多く、修復されたことが解ります。

 夜はライトアップされている様で、
 昼間とは違った雰囲気が味わえます。












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