【エゾリス】 (蝦夷栗鼠) 〔リス科〕  北海道の全域に生息する(近辺の島には生息しない) 、樹上を主に活動する。                     戻る



札幌市内を一望できる円山に住む「エゾリス」↑↓ 3月上旬・札幌

 




山道を歩く人たちに給餌され、冬の食べ物は極めて豊富。 また人を恐れない。

 










   


↓チョット大きく見えるが「二ホンリス」より少し大きく、頭胴長25cm、尾長17cm程度。 ↓実物大より少し大きい?。



餌を地面に埋めて食料を蓄える「貯食行動」が見られる。




     

「カエデ」の甘い樹液をなめる。 3月上旬・札幌




   

堅い「オニグルミ」の縁を、堅い歯で削って半分にして食べる。  しかし割るのは簡単ではなく、2〜3分は掛かってしまう。↓

 

 接合部円周を丈夫な歯で回しながら削って割り、半分は落下。 半分は皿をなめるように削って実を食べていた。  3月下旬 七飯町・大沼公園↓

 



北海道に生息する「エゾシマリス」「エゾリス」の比較

項目/種類 エゾシマリス エゾリス
生息地 北海道全域・利尻、礼文島・国後島 北海道全域・近辺の島には生息しない。
生息場所
低平地から高山帯まで広く生息 低平地から亜高山帯の森林に広く生息(高山帯には生息しない)
活動域 主に地上(巣は地下か樹の洞) 主に樹上(巣は木の枝や樹洞)
冬期間 地下の巣で単独で冬眠する
オスは平均0℃以下、メスは4℃以下の期間冬眠している。
冬眠しない
冬毛は灰色、夏毛は茶色気味。
冬期間の活動は主に午前中に蓄えた食物探し
他は巣にいることが多い。
 冬眠穴は直径約50mmのトンネルが約2mあり奥にラクビーボー
  ル状の寝室があって食物の上の枯葉に寝る。その下には便所が
  作られている。 時々起きて蓄餌を食べる。
貯食行動 土中(分散貯蔵)と巣穴(巣穴貯蔵)に貯蔵する。 土中や樹枝のすき間などに分散貯蔵する。
繁殖 発情期4月下旬〜5月上旬、 年1産
出産 3〜7頭
発情期2月下旬〜7月上旬、年1産〜2産(1産が多い)
出産 1〜7頭(3〜4頭が多い)
その他  3月頃になるとオスが冬眠から目覚め、約1ヶ月遅れてメスが目 
 覚める。 この頃からオスは目覚めたメスを追いかけ、メスの争奪
 合戦が始まる。(乱婚)
 堅いオニグルミの果皮を割って実を食べることができる。
 結合部周囲を歯で削り半分に割る。 シマリスにはできない。
 口腔にドングリが4個程度入る頬袋(ほお袋)があって、頬をふくら
 ませた姿を良く見かける。
いずれも「貯食行動」で土に埋められた種子が発芽し、森の再生に役に立っている。
ペットで飼われていた「チョウセンシマリス」が野生化し「エゾシマリス」との交雑が問題視されている。



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