フクジュソウ (福寿草) 【キンポウゲ科】 「多年草」 花時期: 4〜5月 草丈:10〜30cm 程度 分布: 北海道・本州・四国   戻る
        生育場所:広葉樹林の林床 など      学名:Adonis ramosa Franch.               
  ↓ 4月5日、洞爺湖付近、林床の斜面


↓ 3月29日、松前町の山道横



↓4月5日、壮瞥公園



↓北海道では雪が残る3月末頃から、いち早く花をつけ、咲き始める。 そして葉を広げ背丈を伸ばして・・・・



・・・5月中旬頃まで、長く咲き続ける。  ↓4月29日 ニセコの林床



花の咲いてる期間が長いことで、「福が多く寿命が長い草花」から福寿草(フクジュソウ)と名がついた。



↓ 雪が残る頃は気温が低く、陽が差すとパラボラアンテナの様に花弁を広げ、太陽熱を集めて虫を誘う



↓ 4月29日、ニセコ 桜ヶ丘公園。 カタクリ・エゾエンゴサク・キクザキイチゲなどスプリングエフェメラルの競演



↓ 最初は枝を伸ばさないで花だけ咲くが、この頃になると葉も茂り、背丈も伸びて、他の植物に負けないよう成長して咲いている。



↓ 4月6日、既に果実をつけたものがあった。 札幌・月寒



↓ 5月15日、野幌森林公園。 花が終わって集合果になった様子。


◆ 本種には薬草としての有効成分がある。 しかし毒性が強く、薬効の利用を目的に素人が利用し、死亡に至った事例がある
   アドニトキシン・シマリンという毒成分を含み、嘔吐、痙攣(けいれん)、呼吸困難 などの症状が起こる。
北海道で毒成分の強い植物猛毒のトリカブトの他、本種フクジュソウドクゼリドクウツギバイケイソウなどが強い毒成分を有する
◆ 集合果が成熟するとバラけて地面に落ち、アリによって散布されるアリ散布植物。 アリの好むエライオソームで巣に運ばれ、これが食べられると巣外に 
  出され発芽する。 このような仕組みから、種子は採り置きしないで、採取後直ぐ蒔かないと発芽率が低い。 しかし発芽しても咲くまでは 7〜10年もかかる。
◆ 根は太く真っ直ぐ下に伸びる。 したがって鉢植えでは根が伸びられず株は衰退する
◆ 他の草花が茂る前に花を付け結実し、地上部は消滅して休眠に入る。 いわゆるスプリングエフェメラル(春の妖精)と呼ばれる草花のひとつである。




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