クマイザサ (九枚笹) 【イネ科】 花時期: 数十年単位 草丈:1〜2m 程度 分布: 北海道・本州・四国・九州   戻る
        生育場所:平地〜山地   学名:Sasa senanensis
↓ 北海道・屈斜路湖付近の群生


葉が比較的広く、裏に軟毛がありザラザラする。 枝分かれは中間付近からする。 3〜9枚の葉がつく。



積雪1m前後の地域に多い。冬芽は枝の中ほどに付くため、積雪少ない極寒地域では冬芽が直接寒風にさらされるため繁殖できないようだ。




クマイザサの特徴抜粋 ↓

葉は幅が広く枝の先に3〜9枚やや掌状につき、葉の裏は細毛でザラザラしていることが多い。茎の中ほどに冬芽が付き、よく枝分かれする。
一年中青々した葉には殺菌力があり、食べ物を包む葉として利用されている。 名の由来は葉の枚数による。
北海道で見られるササの比較
種 類 高さ(m) 特 徴
  チシマザサ(ネマガリダケ)  1.5〜3  両面無毛・幅狭い  根元が曲がる。枝が上部で分岐する。積雪1m以上の豪雪地に多い。
  クマイザサ(本種)  1〜2  葉の裏有毛・幅広い  枝が中間付近から分岐する。積雪1m程度の地域に多い。
  チマキザサ  1〜2  両面無毛・幅広い  クマイザサと同じと思われる(調査不足)
  ミヤコザサ  0.3〜1  白い縁取りがある  枝は普通分岐しない。節が円く膨らむ。積雪の少ない地域に多い。
  スズタケ  1〜2  幅が一番細い  細く立ち上がった枝先に数枚の葉が付く。
 ◆ 上記はあくまで目安です。 実際は花の詳細を見て同定しますが、ササは数十年も花が咲かないため、特定が難しいようです。
       また、何度も刈られた道路沿いのササなど、成長が阻害され、特徴がつかみ難いものが多々存在している。

ササの葉に良く見る並んだ穴の葉・・これはなんだろう?↓

   

↓ 綺麗な三段 (3列?) を見つけました。


↓ 下 の丸まった若い新芽が食べられ、葉が開くとこの様な模様になります。

ササを食べる「セセリ蝶の仲間」「ヒカゲ蝶の仲間」の幼虫が、葉が丸まった状態のとき 一部が食べられ、葉が開いてこの様な
食痕になったと考えられます。

↓ クマザサ(隈笹)
標準和名、クマザサ(隈笹)とよぶササは、葉の縁が白く隈取されたササで本州に自生している。 ↓ (北海道・松前町 栽培種) 
 

北海道で俗称として使われる「熊笹・クマザサ」は、笹が深く密生する所を称して呼称しているもので、標準和名として存在しない

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