一匹のトンボと遊ぶ3時間
ここにとまっている
H15年9月14日の午後、ベランダの大自然に一匹のトンボがいた
アキアカネの♀だ。↓
『もしもしトンボ君、ここで何してんの?』
『飛んでくる虫を狙っているのよ。
ここのベランダには虫が多いのでネ』↓
『忙しいから話しかけないでよ。チョット頭上の虫捕まえてくるワ』 ↓
『捕まえたわよ』 ↓
『狙った虫を獲るまで、すばやい動きなので
貴方の腕じゃ、写真絶対撮れないわよ』↓
『さすがに、早くて一枚も瞬間の写真
撮れないわ。じゃ、とまってる写真撮る
から最高のポーズしてよ』


『いいわよ』
『どお・・このポーズ。 このポーズはオスを誘う私の得意なポーズなのよ』
『よくそんなポーズしてるトンボ見掛けるけど、オスを誘ってんだ?』
『君はなかなか容姿がいいからもてるんだろう』
『やだー、恥ずかしい』
『なぜ私はすばやい動きで飛んでる虫を捕まえられると思う?』

『私の羽は前・後ろが別々に動かせるから変則的な動きが出来るのよ』
前後ろ別々
『トンボ返りとかこれで出来るのよ
飛んでる虫は確実に捕まえられるわ』
飛んでる虫を捕まえるトンボ。飛んでない虫は捕まえないんだろうか?
トンボに煮干をやって見た。↓
『なにこれ、止まり木が魚臭いよー』
『 ・ ・ ・ ・ 』 黙って目の前に出してやった
足は6本。その内4本は止まるため必要。前足2本で
煮干を触って見ているが、食べなかった
チョット煮干は止まり木と思っているのか、嫌いなのか? 食べないので
もっと小さな「こうなご」を黙ってやって見た。
←こうなご
『さっきから変なもの足元に持ってくるけど
 何してるの?』
やってることバレそうになったので、
話題変えて・・
『君のアップ撮ってもいいかな?』
『少し横顔を撮ってよ』
『オッケー、横顔に自信あるんだ?』
『あんた、♀なのにやたら毛深いね』
『人間のメスだって
毛があるでしょう』

『無理やり毛抜きで
ぬいたりしてぇ』
『私に毛が有るのはいろんな理由があるのよ。
 水中に産卵する時、体ごと浸けて生む事がある。その時、体が濡れたのでは
 飛び立てません。毛で空気の層を作って濡れないようにしているとか・・・
 理由があるのよ!』
彼女の話を裏付けるような写真があった。ニセコ神仙沼で体半分と後ろ羽
まで水に浸けて卵を産んでいるシーン。↓
話題変えて、ほとぼりが冷めたので、しつっこく今度はハエを捕まえ、
乗せてみた。 しかしまったく手を付けませんでした。 ↓
止まり木に取り付けた「とろろ昆布」
つまり、飛んでる虫しか食べない事がわかりました。
イヤ、私を信じてないのかも知れません。
←ハエ
今度は、振られる覚悟で「とろろ昆布」を付けました。
やっぱり「ふざけ過ぎ」て別れの挨拶も無く、どっかに行ってしまいました。
約3時間も向き合っていると、手を出してもまったく逃げませんでした。

「君、意外とメスのくせに毛深いね」この辺から、関係が破綻したみたいです(笑)
プランタンの花にはミツバチが花粉のダンゴを付けて働いていました。