豊似湖(とよにこ)      秘境スポットへ 戻る

北海道を縦断する日高山脈。 その南端にある小さなハート型の湖。
 「豊似湖」の場所 : 地図 道の概要 ↓

 「えりも岬」より国道336号線(黄金道路)に出て、広尾方向に25km進むと目黒町。 ここ(地図)を左折する。
一部 砂利道を9km登ると駐車スペースに到着。 ↓ 下の写真 は国道336号線 
険しい断崖絶壁を切り開いて「黄金」を敷き詰める程に費用が掛かったので「黄金道路(おうごんどうろ)」とも呼ばれる。
現在も補修工事や新設工事が絶え間なく続いている。 強風の高波で通行止めも非常に多い。



目黒から豊似湖までの車道は、一部舗装されているが狭い山岳道路で、猿留川(さるるがわ)沿いに登って行く。 
↓ 途中の清流「猿留川」、新緑の6月11日。



↓ あまりにも美しい新緑と清流なのでもう一枚。上流域は「かんらん岩」の為か、川の岩は赤茶に変色している。
大型の「ヤマベ」「イワナ」が棲む。




最近 訪れる人も多く、「豊似湖」の看板を見落とさないように進めば迷わない。
迷ったダート道に「ヒグマ」に襲われたらしき「エゾシカ」の白骨があった。

 

↓ 豊似湖に向かう道路沿いの湿地には、自然に自生する「クリンソウ」が咲き乱れ、とても美しい。6月10日



↓ 駐車場から徒歩で約200m、軽く登ると湖に到着。 
上空から見るとハート形、周囲1000m程の小さな湖。(写真にポインター当てると詳細)



上空写真

↓ 対岸からハート形下部の凸の方向を撮ったもの。 周辺が 全部見渡せる小さな湖。 
水位が増すと一部の散策路が水没する。



↓ このような散策路があり、湖の周囲を徒歩で一周できる (約1.5km)。   
「ジュウモンジシダ」など奥深い自然の植生に神秘感が漂う。



↓ この岩場には「ナキウサギ」が生息する。
人が居ないとき、ひとりでのんびり自然に同化して待つと、直ぐ近く(数メートル)に出没することがある。

キョロキョロ 周りを見渡す必要はない。 ピッ ピッ と言う かん高い鳴き声が聞こえたら、その方向に目をやれば見つけられる。



↓ 「エゾシマリス」や、「キタキツネ」「エゾシカ」、朝夕は「ヒグマ」も出没するので注意しなくてはならない。

この「エゾシマリス」は、あまり鳴かないので動く姿をを目で捉え、見つけなくてはなりません。



↓ 朽ちた大木が獣の様に見え、薄暗い朝夕はチョット不気味感も漂う・・



↓  新緑の6月10日、「コクア」「イヌエンジュ」「カツラ」「ミズナラ」等々「フィトンチッド」の充満する森と湖。



↓ 更に奥に進むと湖畔の「ヤマツツジ」が、絵画の如く森に彩りを添える。 
作られた公園では感じられない自然の美しさ・・・



公園の「ヤマツツジ」は、鮮やかな外来種や移入種の花より見劣りがして目立たないが、自然の山奥では主役である。



↓  豊似湖には流入する川が無く、周辺の山岳積雪が融けて溜まった湖。
したがって水位は季節によってかなり変化する。



↓ 水深は20m程度。  冬は完全に凍結し雪原となる。



↓ 水位が上がると、この辺も水没する。



↓ 湖畔の湿地に咲く「クリンソウ」 「サクラソウ」の仲間で一番背が高く山奥で自生して咲く。美しい花に出会うと感激する。



↓ こちらは「トリカブト」の仲間で同様に毒がある「エゾノレイジンソウ」の群生。 黄色の小さな花が咲いていた。



↓  山奥の小さな湖の一人旅は、観光バスの団体ツアーでは絶対に体験できない自然と触れ合う感動の旅となる。



↓ 何度も登場する「クリンソウ」、木洩れ日の「スポットライト」が当たって絶好の撮影チャンス・・
しかしわずか数十秒の出来事でバックをボカせず失敗・・・



「絶景」だけをただ追い求める旅は心が満たされません。 
自然との関わりや、自生する草花や樹木、生き物との出会いに触れて感動できる心が大切です。



↓ 湖の底には朽木が沈み、湖畔には世代を引き継いだ樹木が茂るなんて、神秘の観賞に浸っていたら ・・・・



↓ 我が物顔の釣り人が、文明の利器で釣り糸を垂れ、神秘的な気分をブチ壊されるのであります。



最近の休日は、決まってだれかが訪れています。 平日は比較的人が少ないです。 よって平日が狙い目 ・・・

魚はだれが放したか、外来種の「ニジマス」「ブラウントラウト」が住み着いてます。 

「イワナ」「アメマス」も居ますが自生種かどうかは定かでありません。

その他「ワカサギ(たぶん移入種)」や「ヨシノボリ」等々も水辺を探索するとたくさん見つかります。  

「ニホンザリガニ」も居ます。



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